公式記録会 2/13【速報レポート】

2016年2月14日

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2016年初回となる公式戦「JASG主催公式記録会ハンドガンクラス」をすみだ産業会館で開催しました。選手総勢「7?名」による(←すみません、当日ジャッジ担当だったので正確な人数が分かっていません)素晴らしい競技会になりました。(あ、集合写真の人数を数えればいいのか…)

よく考えてみると、公式戦の出場者数が70名を超えるということは、近年の本大会ハンドガンクラス・フリーサイト部門の出場者数よりも多いってことになるわけですね。これは凄いことだと思います。

競技結果の上位は以下のようになりました。
【優勝】加藤和俊 選手(オープン)196-8x
【2位】関 淳  選手(オープン)191-4x
【3位】石井健夫 選手(オープン)188-5x
【4位】髙橋知宏 選手(オープン)184-8x
【5位】宮原正人 選手(オープン)181-5x
【6位】井沢誠賢 選手(オープン)178-1x

加藤選手は196点という高得点で復活優勝を飾りました。シルエットとブルズを満射し、最終競技のプレートで惜しくも1枚外しだったと思います。本人的にはパーフェクトならずで内心悔しいと思いますが、もしかすると公式戦200-10xという前人未到の完全試合を達成する日も近いのではないでしょうか。そして本大会グラチャン戦の出場権も奪取です。おめでとうございます。

関選手はAPSオフィシャルクラブ「富士見スポーツシューターズ」の主宰者で、こちらも191点という満足のいく高得点で2位にランクイン。何といってもプレート競技の満射が光りました。ついでグランドマスターバッジも獲得です。おめでとうございます。富士見練習会の運営、これからも頑張ってください。

石井選手は言わずと知れたライターの石井健夫さんで、第1回APSカップから出場されている最古参選手のひとりです。僕にとっては業界の大先輩でもあり、無類の射撃好きの方で、APSに限らず古今東西シューティングマッチの出場歴に関して枚挙にいとまがありません。この場で個人的な感想を述べて大変恐縮ですが、今回の公式戦で一番印象だったのは、188点の結果を出した石井さん念願のグランドマスターバッジ獲得です。何年か前の公式戦でマスターバッジを獲得したときに石井さんが『マスターに昇格するのに数年かかりました。でも、あと10年かかってでも必ずグランドマスターバッジ取ります。』と話されていたことを思い出しました。ことAPS競技においては、目標点数にあと1枚、あと1点足らないという結果に苦渋を味合わされることが多いのですが、石井選手も同様、公式戦で何度も悔しい思いをされてきたことと思います。それでも諦めずに競技を続けてきた射撃人としてのスピリッツがグランドマスターバッジ獲得につながったのだと思います。本当に素晴らしいシューターです。おめでとうございます。

4位の髙橋選手、5位の宮原選手、6位の井沢選手は3名ともグランドマスターバッジを保持するトップシューターです。今回の公式は上位陣が実力通りの結果を出した非常にハイレベルな戦いでした。
全選手のリザルトにつきましては、明日辺りに公表できると思いますので、しばしお待ちください。

今回協賛品として
★マルゼン様から、APSバイオBB弾0.29g
★ホビーショップフロンティア様から、公式戦初出場選手全員へBB弾
★マック堺様から、オリジナルメガネ拭き
を頂きました。ありがとうござまいました。

今後のすみだ産業会館での公式戦の受け入れ人数につきましては、もう少し増えても何とかなりそうですので、出場希望の方は遠慮せずにエントリーして頂ければと思います。
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最後に、シルエットターゲットの復帰作業と会場撤収作業をお手伝い頂いた全ての参加選手に感謝いたします。次回は3月13日(日)「関西APS射撃友の会」主催の京都公式練習会です。またお会いしましょう。
20160213-022016.2.13 第26期-第4回 APS公式記録会 すみだ産業会館
【主催】日本エアースポーツガン協会
【運営協力】マルゼン
【協賛】マルゼン、ホビーショップフロンティア、マック堺
【広報協力】石井健夫(SATマガジン)、taku(COMBATマガジン)、マック堺(YouTubeチャンネル)